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CNC3018のセットアップ [電子工作]

CNC3018を買って使い始めようと思ったのですが、事前にいろいろ必要なパーツを付けようということで今回はその解説です。日本であまり事例がなく、他国語のおっちゃんのYoutubeみたりして試行錯誤です。
cnc01.jpg
まず、生基板を彫るのにツールでHeightMAPの機能で基板面の高さを測定し補正してくれる機能があるので、その設定のためのプローブを作ります。
cnc02.jpg
2Pのピンソケットを線に接続して反対側はワニ口クリップにします。

次は、リミットスイッチです。マイクロスイッチの基板がAmazonで売っていて、6個入りの基板が安かったので、これをそのまま使うことにしました。
cnc03.jpg

リミットスイッチは、それぞれX,Y,Z軸で端に行ったときに自動て停止させる機能です。
無くても使えそうですが、安全のために付けたほうがよいと判断しました。

そしてリミットスイッチを付ける台座を作成します。
3Dプリンタを買ったので、3Dプリンタで作成しました。
cnc04.jpg
3DソフトはFreeCADでプリンタはAdventure3 樹脂はABSです。
樹脂をABSにしたのは加工が簡単で接着材で簡単に着くのが理由です。
cnc05.jpg
こんな感じでパーツを組み合わせて使います。

リミットスイッチは基板裏にで出た部品の足を切ってなるべく平面にして基材の厚みのある両面テープを使います。
cnc06.jpg

そしてX,Y,Z軸の端にリミットスイッチを付けてきます。
cnc07.jpg
X軸左側

cnc08.jpg
X軸右側

cnc09.jpg
Y軸 奥(手前も同様)

cnc10.jpg
Z軸 (L字型のパーツでスイッチが動作するようにします)

そして基板側のX,Y,Zの端子にリミットスイッチの赤・黒線側を付けます。
基板のシルクにあるX-LimtとZ-Limtは逆なので注意が必要です(サイトにあるマニュアルに記載があります)
cnc11.jpg

そして、1つ厄介な問題があって、スピンドルのモータが結構ノイズを出すので、リミット検出の機能を有効にするとこのモータノイズで誤動作(停止)してしまいます。
暫定的にモータ端子とモータケースを0.1μのセラコンを付け+/-極間にも0.1μのセラコンと47μの電解コンデンサを付けました。これでノイズは大幅に改善させましたが、できればモータの線にフェライトコアも付けてみたいですが、要観察とします。
cnc12.jpg

ここまで出来たらPCに付属のCandleというソフト(できれば最新版がよいです)を入れて
動作するか確認します。どこかで使った気がするCH340のUSBドライバもインストールが必要です。
cnc13.jpg
リミットスイッチを使用するにはこの画面左下のコマンドラインで
$21=1[ENTER]
$22=1[ENTER]
$23=3[ENTER]
と3つコマンド入力して
$$[ENTER]
で設定確認してリミットスイッチ触ってアラートがでればOKです。(リセットとロック解除のボタンでアラート解除ができます)
赤枠のホームポジションのボタンでホームポジションに自動で移動します。

これで準備が完了です。

次回はPCBEのデータを使って実際に基板を作った内容を紹介します。





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