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ポイントスイッチと関連基板の開発 [DCC]

2021年の振り返りと2022年の計画と題したいところですが、振り返りと言っても生産ができず停滞していましたので省略します。
2021年の初めにBi-Di関係の目途がたちDetectorやいろんな機器を妄想していましたが、なかなか進まずにいました。
当方で運転会用ににコントロールボード用のポイントスイッチを作成しましたが、その派生で在線検出やBi-Diによるアドレス表示も出来うように基板を少し見直し中です。

ポイントスイッチ基板
PointSW.png
ポイントスイッチと題してますが、スケッチでポイントのスイッチコマンドを送出するか受信するかで機能を変えることができ、スイッチコマンドからLEDを点灯(ポイントの方向表示)させる事ができます。下記の在線センサーやBi-Di Detectorを繋ぎ、ネットワークコマンドとして送出することも可能にしました。

在線センサー
Sensor.png
上記の図にあるように水色のコイルの穴に線路への電線を一本通すだけで車輛を検知できるセンサを開発中で、Fujigaya2さんのS88Detectorにも対応できます。

Bi-Di Detector
Detector.png
Bi-Diの信号を読み取って車輛アドレスのデータを送出する基板です。

これらをポイントスイッチ基板に接続してネットワークを介して在線と車輛アドレスのコマンドに変換しいてネット経由で流せるようにして、同じポイントスイッチの基板でスケッチの違うものにより、アドレス表示など出来るように考えいます。

ポイントスイッチI/Oエキスパンダ
EXpander.png
Microchip社のMCP23017を使用したポイントスイッチのI2CコネクタにつなぐだけでI/Oを拡張する基板ですが、用途によりスケッチは変わるので基板のみの頒布かなと考えています。

構成のイメージ
PSW_outline.png
これらを組み合わせていままでなかなか手に届かなかったことが基板構成やスケッチの自由な記述でいろんなことができると考えています。
基本Detectorとセンサ以外は、自由度があるためキット方式で考えています。
基本スケッチなども自由に改変して個人の範囲でお使いいただくことになるとは思います。


順次リリースをかけていく予定です。
上記はDesktopstation社製のコマンドステーションにはまだ対応できません。
Desktopstation社でのGrove端子を用いた在線検出ネットワーク技術の構築次第での対応となります。


デスクトップステーション社とDCC電子工作連合では次世代のDCCサウンドデコーダ開発プロジェクト「オープンサウンドデコーダ」を行う方針で合意し、2022年に開発を進めてまいります。
RP2040を使ったMP3サウンドデコーダに変わるものを2022年後半ぐらいに考えて進めています。


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ひろせ

ポイントスイッチ基板は1枚はスイッチ、1枚はLED表示で作りました。ESU Ecos2 にloconet 変換基板で接続して動作確認しました。ポイント制御を物理スイッチで制御できるようになり嬉しいです。列車番号がボード表示されているのを拝見して、驚いた次第です。
by ひろせ (2022-01-01 21:09) 

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