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DCS100の電圧調整とコンデンサ交換 [DCC]

当方が運転会で使用するポイントデコーダは、主にKATOのDCS51Kを使っていましたが、ワンコインデコーダ6になってポイントデコーダも改善されたようなのでNuckyさんワンコインデコーダ6を採用することとして基板組み上げていました。
onecoin6_04.jpg
そこでNuckyさんのブログの記事にあるように、読み込みタイミングの問題を確認するのに運転会で使用しているDCS100を使ってテストしました。
DCS100_01.jpg
動作はばっちりです。KATOの4番ポイントの並列(双動)も可能です。

本題はここからです。
NuckyさんのBlogにも記載いただきましたが、出力電圧が低いことに気づきました。
DCS100は入力はDC28vAC22Vまで可能なので19vのACアダプタは問題なく
写真にあるスケールのスイッチを切り替えることで電圧を変えることができます。
DCS100_10.jpg
マニュアルにはスイッチで最高電圧の切替が出来て、Nが12v,HOが15v,O/Gが20vとなっていますが、ブログに記載あるように結果がN位置で10.9vでは動作不安定、HOで12.8v O/Gで13.1vであることです。
ここでまずきづいたのが、ACアダプタはノートPC用のスイッチング電源を使用していますが、同じ型のACアダプタでも製造メーカが違うと電圧も違うことが判って電圧計ったら16Vまでしか出でいませんでしたので、まずは、19VのACアダプタに交換。
それでも、Nのスケールで11.5Vと12Vを切ってしまうので何か怪しいと思って分解しました。
DCS100_02.jpg
蓋開けてコンデンサを見るとなぜか左のコンデンサの方が同じものなのに背が高い?ので怪しいと思って同じ径で容量のコンデンサをRSから調達しました。
DCS100_03.jpg
径は同じですが、高さが違います。高さまで気にせずに買ってしまったのですが、交換前のコンデンサは85℃で、今回購入したのは105℃品です。

ちなみに背面放熱板の間にFETがいくつか挟まっているのですが、出力波形は良さそうなので今回は、触れないでおきます。
DCS100_04.jpg

ここのコンデンサを取るのにハンダ吸い取り線でハンダ吸い取って綺麗に取ろうと思ったのですが、思ったようにきれいに取れないので力を入れて引っ張って取りました。
あとの写真で出てきますが、強引に引っ張って抜き取るやり方はお勧めできません。

DCS100_05.jpg
回路的にはすごいことになっています。入力の端子からダイオードブリッジを経由してこの
コンデンサ6800μx2に直接つながっています。電源投入時にどれだけの電流が流れることやら
・・・

DCS100_06.jpg
上の写真のように左下のコンデンサの穴が少し盛り上がっています。膨張して引っ張られていたせいでしょうか?それとも強引に引き抜いたからでしょうか。
そして、コンデンサを取り付け、無事に収まりました。
DCS100_07.jpg

そして電圧を計ったのですが、値は変わらなかったのです。
コンデンサは問題でないことが分かったので予防交換ということでおしまいにしたいのですが、
電圧が低いとポイントマシンが不転換という事象が出てしまうので電圧を調整することにしました。
KATOのチーフ(DCS100)のマニュアルにも保障外になる可能性があると記載がありながら調整の方法が記載してあります。
DCS100_08.jpg
スイッチとLoconetコネクタの間の奥にオレンジ色のトリマがあるのでこれで電圧の調整をします。
このトリマで調整してNで12.0v HOで14.5v O/Gで16.2v(ACレンジのテスタで測定)としました。
これで蓋をして完了です。
DCS100_09.jpg

集合レイアウトだと給電ポイントから離れた部分では電圧が落ちてしまいます。
なので最悪はScaleスイッチをHOの位置にして使おうかとも考えています。


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久しぶりにポイントスイッチ作ってみた [DCC]

V6SEのオーダを忘れるぐらい時間がたっています。中国の国慶節が10月1日からだけど
まだ何も連絡がないので何かしくじってないか心配です。

さて、久しぶりに手持ちの部品でポイントスイッチを作ってみました。
PSW01.jpg
この記事は名古屋電鉄のHPの28.Loconetを利用したポイントスイッチの作成の応用です。

PSW02.jpg
中身はこんな感じで、スイッチでLEDを切り替えており、t、c逆の場合を考えてジャンパーで変更できるようにしました。



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Fujigaya2さんのF28まで押せるコントローラを作ってみた(その1) [DCC]

いつも面白いもの作っているFujigaya2さんですが、
F28まで押せるコントローラを作られて、その後どうなるか判らないのですが、興味があって、基板を譲っていただきました。
興味があるというか、LEDで数字出るし、ボタンF28まであるし、スライドボリューム と工作の好きな人にはそそられる構成なのです。
当方としてはMP3のテストでF28まで簡単にボタン一つで押せるので、今時点は、デコーダテスト用に使おうと思い部品を調達しました。
chaep01.jpg
マイコンはAruduino Pro Micro をAmazonで買いました。
ローピンのヘッダソケットを使用します。
chaep02.jpg

細かな作り方は、省略します。
組み立てるとこんな感じになります。
chaep03.jpg
レギュレータが足曲げても基板に張り付いて取り付けられないので、レギュレータは基板裏面に付けました(あとで後悔することに・・・・)
chaep04.jpg


スケッチを書き込んで電源投入ですが、ドライバICの関係で電源電圧が16vまでなので15vのジャンクから引っ張り出してきて、電源投入です。
chaep05.jpg

適当にパーツを買うので高さが合いません。改めて基板裏は3mmのスペーサにしようと思います。
chaep06.jpg

タクトスイッチを押してLEDを点灯させます。緑色を30個しか買わなかったので2個足らず、F0とF1は手持ちの白色です。
chaep07.jpg
色が綺麗ですね。

MP3V6SEにつなげてみました。
chaep08.jpg
ファンクションも指示がでているようですしモータも回転します。
ちょっと気になる部分はありますが、追々修正していくことにしようと思います。

少し機能が固まれば頒布してほしいですね。

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