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Railcom の波形 [DCC]

オシロスコープ買ったので、いじりながらRailcomの波形を取ってみました。

まず、コマンドステーションからのカットオフ信号です。
DS1Z_QuickPrint1.png
波形はレールに流れる出力を計測。
波形にもあるように約450μSの間0vになります。(これがカットオフ信号になります)
この間にRailcomに対応したデコーダは、このカットオフ信号を検出して、250kbpsでの微弱な
シリアル信号を出力します。未対応なデコーダは単に電力供給が途絶えている状態です。

こまかな解説は省きますが、デコーダから出力された微弱な信号をDetectorで受信して
5vの波形に変換します。
DS1Z_QuickPrint2.png
上記の写真はDetectorから出力される信号で、上の黄色い波形がカットオフ信号
下の青い波形が、データ受信の信号で、ここでは約8バイトのデータを受信しています。
ここで得られるデータを2回読み取ってアドレスの第1バイト、第2バイトとしてデコーダ
アドレスを取得します。

オシロスコープのRS-232Cデコードで読むと、この場合は2バイトのデータが来ていることが判ります。
このデータを読み取って計算してアドレスを表示させています。
DS1Z_QuickPrint3.png
8バイト時の画像追加しました(02/01)
DS1Z_QuickPrint4.png
デコードの機能は便利ですね。

オシロスコープが、いままでDSONanoの簡易なものからかなりの機能がついたので、
機能の理解までまだ時間かかりそうです。

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Railcom(Bi-Di) 関連の試作品と今後について [DCC]

DesktopStationさんとRailCom(BIDI)関連を進めておりますが、当方では関連するいくつかの基板を開発中です。
まずは、Detector, Sender ,Displayの3つをメインに考えています。

Detector
  DesktopStationさんのRailcomDisplayのDetector(RailCom(BIDI)信号を
  読み取る部分)と表示部分を分離して、Detector部分のみにして将来的に他の機器
  に接続できるように考えています。
  以前もブログに書きましたが、お約束の様に今回も1か所ミスってしまい、LODの
  INとOUTを逆にしてしまいました。 実験用にはLODを一旦外して向きを逆にして
  動作を確認しておりますが、今のところ問題なく動作しています。
  BI-DI_Detector00E.jpg

Sender
  Railcomに対応したコマンドステーションから来るカットオフ信号に対して、
  その信号を検知して、デコーダのアドレスを返すデコーダです。
  Railcomに対応していないデコーダ搭載の車輌に対してこのデコーダを並列
  に入れることで、RailcomDisplayでアドレスを表示することができる、国内
  唯一のデコーダになりそうです。
  状況ですが、これもお約束の様に間違えていまして、赤い部分のトランジスタの
  向きを間違え、あと、LODの近くにあるダイオードが不良?のため動作しない
  事象が有りましたが、リワークして正常に動くことを確認しております。
  sender01aE.jpg
  sender01bE.jpg  
  写真はRailcomDisplayにSenderをつないでアドレスを表示している写真でアドレスは
  8801を表示しています。
  sender01.jpg

Display 
  Detectorを分離してしまったのでこのDetectorに接続するDisplayUnitを安価に
  するためArduinoNanoベースで出来るように基板を作成しました。
  DISPNANO00.jpg
  裏に拡張できるようにランドを設け、表示にGrove4-DigitDisplayのコネクタを
  付けれるようにしています。
  DISPNANO06.jpg
  こんな感じで表示ができるようになります。
  DISPNANO07.jpg
  これから検証をして、順次リリースする予定ですが、DesktopStationさんの
  RailcomDisplayの試験頒布が開始しているのでこれに合わせSenderを先に
  リリースする方向ですすめます。
  Senderは、今までのSmileDecoderのアーキテクトをそのまま採用して、Railcom
  のアドレス送信専用にしているので、いままでお持ちの資産を生かせると思っています。
  
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オシロスコープ買ってみた [電子工作]

オシロスコープはDSO NANOの安いものを使っていましたが、いま1つ精度的なものではっきりしないことが多く、そんなオシロじゃだめだと各方面からアドバイスいただいておりました。
所詮使いこなすまで行っていないのでどんなのでもいいかなと思ったけどいざ買うとなると
どうしようと悩んでいましたが、
RIGOLのオシロスコープ DS1102Z-E 100MHz 2ch 1GSa/s 24 Mpts 8 Bit
を購入しました。価格が私が購入した時は1月限定29,800円だったのですが、100Mhzで2Ch
RS232/UART、I2C、SPI シリアル・バスのデコードを標準でサポートしているようです。
前述のとおり使い方に慣れるまでにちょっと時間が要りそうです。

oshiro.jpg

これでRailcomのSenderのコマンド送信タイミングチェックもできそうです。
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Railcom(Bi-Di) Detectorの基板 [DCC]

Railcom Detectorの実験を踏まえ、その後DesktopStationさん(電子工作連合)と共同で開発検討をしております。
DesktopStationさんではRailcomDisplayの試作をされていますが、当方は手始めにDetectorの基板を試作しています。
BI-DI_Detector00.jpg
サイズは50mmx30mmで、検出区間単位に設置するイメージです。

このあと、日本のメーカではどこも出ていないSender(車両のアドレスを送信するデコーダ)と
表示機の試作中です。

具体的に物がElecrowから届いたら随時紹介していきたいと思います。



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