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小型スピーカとエンクロージャの関係 [MP3]

MP3サウンドデコーダやLocSoundなどのサウンドデコーダのスピーカ
を車輌に載せるには、丁度よいサイズで音量のスピーカは、メーカでは
SugerCubeぐらいでしょうか。
当方のデコーダでは、Xperiaなどの携帯向けのスピーカにタカチのプラ
スチックケースを貼り合わせてエンクロージャとして利用いただく方法
を取っています。
しかしながら、Nゲージでは大きくなってしまい、モータ車では搭載が
厳しく、タカチのケースを一部短縮するなどの方法で対応しています。
最近電子工作連合のメンバーでエンクロージャの高さをなくし、板
(プラバン・金属)を貼り合わせる方法も検討されています。
今回は板だけはったものと奥行のあるエンクロージャでツールを使い
比較してみました。
SP00.jpg
*プラバンはTRAINO様ご提供
プラバンをスピーカサイズに合わせ角棒で回りを接着
SP01.jpg
スピーカ両面テープで固定
SP02.jpg
こちらはおなじみのタカチケースのエンクロージャ
(通称ブラックキューブ)

音圧ですがI-Phoneのアプリ(SoundLevelAnalyzer)で比較してみましたが
奥行があるタカチケースのエンクロージャが少し大きい感じです。
SP07.jpg

周波数も見てみました。
これもI-Phoneのアプリ(FFTWave)で最大のレベル(赤線)で比較しましたが、
プラバンでは少し低音が少ない感じなので少し固めの音になり、タカチケースの
エンクロージャの方が柔らかい音に聞こえます。
SP08.jpg
設置からするとこの中間ぐらいの高さか少し音を犠牲にしても薄型かというとこ
ろですね。

実験は、無響室で測定していないので雑音も含んでいます。
スピーカーからI-Phoneを10cmほど離しての測定ですが、あくまでもこの実験は
参考程度としてください。


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