小型スピーカとエンクロージャの関係

MP3サウンドデコーダやLocSoundなどのサウンドデコーダのスピーカ
を車輌に載せるには、丁度よいサイズで音量のスピーカは、メーカでは
SugerCubeぐらいでしょうか。
当方のデコーダでは、Xperiaなどの携帯向けのスピーカにタカチのプラ
スチックケースを貼り合わせてエンクロージャとして利用いただく方法
を取っています。
しかしながら、Nゲージでは大きくなってしまい、モータ車では搭載が
厳しく、タカチのケースを一部短縮するなどの方法で対応しています。
最近電子工作連合のメンバーでエンクロージャの高さをなくし、板
（プラバン・金属）を貼り合わせる方法も検討されています。
今回は板だけはったものと奥行のあるエンクロージャでツールを使い
比較してみました。

＊プラバンはTRAINO様ご提供
プラバンをスピーカサイズに合わせ角棒で回りを接着

スピーカ両面テープで固定

こちらはおなじみのタカチケースのエンクロージャ
（通称ブラックキューブ）

音圧ですがI-Phoneのアプリ（SoundLevelAnalyzer）で比較してみましたが
奥行があるタカチケースのエンクロージャが少し大きい感じです。


周波数も見てみました。
これもI-Phoneのアプリ（FFTWave）で最大のレベル（赤線）で比較しましたが、
プラバンでは少し低音が少ない感じなので少し固めの音になり、タカチケースの
エンクロージャの方が柔らかい音に聞こえます。

設置からするとこの中間ぐらいの高さか少し音を犠牲にしても薄型かというとこ
ろですね。

実験は、無響室で測定していないので雑音も含んでいます。
スピーカーからI-Phoneを10cmほど離しての測定ですが、あくまでもこの実験は
参考程度としてください。

R7nのF0トランジスタ問題とお詫び

SmileDecoderR7nのF0ファンクションに関し、出力されないというフォーラムに問合せをいただきました。
原因はトランジスタの配線ミスによるもので現状は出力できない状況になっています。


暫定的にトランジスタの向きを変えて利用することはできますので、その対応方法をご案内いたします。

問題のトランジスタは下記写真の赤枠部分になります。
このトランジスタを外します。


外したトランジスタの向きを変え、以下の向きで取り付けます。

動作することを確認しています

トランジスタの部分は以下のようになっていますので、配線を引き出して
トランジスタを付けていただくことも可能です。

その際にベースの抵抗は不要です。コレクタ側はトランジスタと負荷に応じた抵抗を付けてください。代替のチップトランジスタは2SC2712-GR　DIPでは2SC1815です。

今後の対応
誠に申し訳ございませんが、将来Next18へ移行もあり、代替品の生産対応は予定しておりません。
現行のR7nの頒布は一旦停止させていただき、上記の暫定対応したものを安価で頒布を検討しております。
ご理解賜りますようお願いいたします。