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BI-Di(Railcom) Train controller でのアドレスを表示を試してみる [DCC]

Bi-D(Railcom対応)のデコーダをアートワークしていますが、うまく部品が収まらないのでちょっと脱線して、Railcomのアドレス表示で対応していないメーカの機器にアドレス情報を送って表示させる実験をしています。

構成は下の写真の感じで右側にある基板がアドレスを表示するユニット兼PCへのコマンド送信の基板です。右側から白い線がloconetケーブルです。
MultiplexL02.jpg
DigitraxではBDL168という在線検出基板+RX4というアドレス情報を取得するレシーバの組み合わせでしかもデコーダがTranspondingに対応したDigitraxのデコーダでないと車輌のアドレス検出はできません。なのでDigitraxユーザにとってはアドレス検出と表示が簡単でなく敷居が高いものになっています。

BDL168でのアドレス表示は過去の名古屋電鉄のHPの記事を参照ください。

現時点、いやこれからも大ぴらにできないですが、もし、Digitraxの機器でrailcomの機能が使えたらと思っていますがRailへの信号にカットアウト信号を加えるブースタがあればrailcomの機能が使えるようになるはずなので個人の範囲でコマンドをおくる機能を作ってみました。

MultiplexL03.jpg
いまアドレス表示は8Chで作っていますが、4chぐらいでいいのではという話もあるので4chで考えていますが、駅やヤードでの在線車輌のアドレス表示などにも使えるとおもいます。

今回の実験はPCでアドレスが見たいということで Train controller というソフトに
BDL168の在線とTranspondingの命令を送って表示させてみました。

TRC001.png

上の写真のようにブロックとIndicatorをおいています。
Indicatorは在線表示だけなのでBDL168のセクション番号を指定します
アドレス表示にはBlockを置いてそこにBDL168のTranspondingの設定をします。

車輌を検出するとブロック(1番線とあったところ)にアドレスが表示されます。
TRC02.png

2番線にも車輌が入ると同様にアドレスを表示します。
TRC03.png

とりあえずできたので自己満足で終わりそうですが、Digitrax機器でもRailcomが使えるようになったらヤードなどに検出機能も設けて下にあるような操作画面にアドレスを表示したいなと妄想しています。
Traincontrol1.png



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BI-Di(Railcom)Sender の機能について [DCC]

BI-Di(Railcom)Sender ですが、部品の実装を間違えていたので修正しています。
他社のRailcom対応のデコーダをDesktopStationさんからサンプルでいただいたので試作のデコーダと並べてみました。
Senderl00.jpg
左:試作品、真ん中:ZIMO 右:ESUのデコーダです。
試作品サイズはSmileConnector部分を除いて17.5mmX9mmなのでもう少し小さいサイズにするためにSmileConnector部分を除いて15.5mmX9mmにしようと思います。
(写真のZIMOのデコーダの長さで、幅はESUのデコーダサイズ幅で考えています)

いま単純にアドレスを返すSenderにするか、ファンクションF0、AUX1,2に対応したものにするか迷っています。

SENDR_NR.PNG
こちらがアドレスを返すのみのデコーダで基板は2層(裏表)の実装です。
こちらはCVACKを返すためにトランジスタを付けています。

SENDR_FC.PNG
一方こちらのファンクションを積んだSenderは同じサイズ(15.5mmx9mm)で部品を詰めたので4層基板でファンクション出力にFETを使用ています。こちらはCVACKを返す負荷を付けていないのでデフォルトでAUX2にして必要に応じて(負荷)抵抗で対応にしようかと思います。

機能の差もありますが、ファンクションがあったほうがよいという話もありますが、送信機能のみは使用デコーダに並列もしくは単独車輌に実装を考えているのでどちらがいいか迷いどころです。

ファンクション付きは4層基板と部品の追加で頒布価格が2000円以上になります。
送信機能だけであれば単機能だけど1000円少し超えるぐらいで出来ないか検討中です。
いづれにしても春節明けに製造依頼なのでもうしばらく先になりそうです。




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BI-Di(Railcom)Senderについて [DCC]

電機屋の毎日のブログSenerの記事を記載いただきましたので
当方でも出遅れましたがコメントします。

テストは試作の下の基板。部品配置間違えてうまく行かないのでリワークして試しています。
sender01aE.jpg
sender01bE.jpg

仕組み的には、Railcom非対応のデコーダに並列、もしくはデコーダを積んでいない車輌に取り付けることになります。
付け方のイメージは電機屋の毎日のブログのSenerの記事を見ていただくのが一番判りやすいです。

このデコーダは通常のモバイルデコーダと同じで車輌のアドレスをCVで書き込みします。
通常のデコーダはモータや負荷がないとCVの応答が取れないのですが、このデコーダではトランジスタと抵抗で対応しているのでちゃんとCV書き込みと読み取りができます。
アドレスをCVで書き込んで、あとは車輌に実装するだけです。
デコーダはカットアウトを検出するとその期間内の決まったタイミングにアドレスデータを出力を開始します。アドレスを表示するにはチャネル1のデータを2回に分割して送信して、Detector経由で受信した4バイト分のデータによりアドレス番号をデコードします。
最近オシロ波形を多用していますが、出力はこんな感じでアドレスデータを出力します。
DS1Z_QuickPrint7b.png
この規格はNMRAのS-9.3 DCC Bi-Directional Communications Standardの中のS-9.3.2 DCC Basic Decoder Transmissionにあります。
この資料の2.4. Timingの記載で行けばCutout Start が30usでもStart Channel 1 が84usなので
まあよいかなと思っています。

それで毎度のことながら、サイズとコストのはざまでどーする?ということになってますが
ちょっと長さを短くして15.5x9mmぐらいではどうかと思案しています。(SmileConnecto部分をr除く)
sender_v2.png
アドレス返すだけのデコーダなので出来るだけ廉価にしたいと思っています。
ファンクション積めないかというお話もありますが、基板を4層にしないと大きさ的に配線が引き回せないのでコストアップにもなってしまい悩ましいところです。

ちなみにデコーダ並列である必要はなく単独1個で車輌に実装しても問題ありません。
また、4桁アドレスも問題なく表示されます。

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